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王子グループ

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資源環境ビジネス

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原燃料?資材の安定供給によりグループの事業を支えるとともに、森林?水等の再生可能資源や、設備?土地?技術などのグループ資産を総合的に活用した資源環境ビジネスでの事業強化を推進します。

進藤 富三雄
資源環境ビジネスカンパニープレジデント
印刷情報メディアカンパニープレジデント

売上高および営業利益の推移

2019年度は、売上高2,856億円(対前年▲ 409億円)、営業利益288億円(対前年▲358億 円)でした。主にパルプ市況の軟化影響で、大幅 な減収?減益となりました。エネルギー事業で は、エム?ピー?エム?王子エコエネルギー株式會 社が新たにバイオマス発電設備を稼働したこと により、売電量が前年比で増加しました。
 2020年度は、売上高2,590億円(対前年▲ 266億円)、営業利益220億円(対前年▲68億円) を計畫しています。

新型コロナウイルスによる影響
 海外生産拠點の為替レートはプラスに働くと 予想されるものの、世界的なパルプ市況の軟化 傾向が続くと予想され、販売數量減を見込んで います。

事業概要

パルプ事業

外販パルプ生産能力250萬トン/年を有し、生産品種も広葉樹?針葉樹?溶解パルプ等多様です。豊富な品揃えとグ ループ販売チャネルを活用し、アジア他需要拡大地區での販売を強化します。今後さらに戦略的な収益対策を進め、競爭力を確保します。


溶解パルプ

エネルギー事業

発電設備の増強および電力小売事業への參入による電力事業の強化を進めています。バイオマス発電については、2015年度には2基が稼働し、さらに2016年3月に三菱製紙と合弁で共同バイオマス発電會社を設立し、2019年に事業を開始しました。水力発電設備については、既存設備のリフレッシュ工事に取り組んでいます。また、伊藤忠エネクスとの合弁會社による電力小売事業を展開しています。


木材加工事業

木材事業では、アジア?オセアニア地域を中心に製材製品や木材加工品の仕入販売および生産能力増強に取り組んでおります。また、中國?東南アジアに設立した販売拠點で、拡販を進めています。


Pan Pac 製材

植林事業

長年、森林経営に取り組んでおり、國內19萬ha、海外25萬haの森林を保有しています。製紙原料のみならず、製材、合板といった木材加工、バイオマス燃料等多様な資源利用により、木材資源の価値を最大限に引き出す総合林産業を目指しています。


原燃料?資材調達業務

新興國の経済発展とともに原燃料?資材の価格が上昇傾向にある中、グループ全體の調達を一括管理し、有利調達を推進しています。なお、調達にあたり、「王子グループ?パートナーシップ調達方針」に基づき、環境や社會に配慮したCSR調達を行っています。



澱粉?糖化事業

トウモロコシを中心とした澱粉?糖化製品等の生産技術の向上に努め、お客様のニーズに対応した製品の開発?提供を進めています。


事業戦略

國內事業の収益力アップ

発電事業?バイオマス発電所の新設を中心に再生可能エネルギー事業を拡大

エネルギー事業では、さらなる事業拡大を進めており、三菱製紙との合弁によるバイオマス発電設備に続き、新たに 伊藤忠エネクスと合弁で徳島県にバイオマス発電設備を建設することを決定し、2022年の稼働に向けて準備を進めて います。
 また、エネルギー事業の拡大にあわせてバイオマス燃料事業の強化を進めており、未利用の國內木材資源を活用した 燃料用チップの生産をさらに拡大するため、2018年11月には北海道に新たな燃料用チップ生産會社を設立しました。
海外では、インドネシアやマレーシアにおける燃料用パーム椰子殻(PKS)の調達増に向けた取り組みも行っています。


海外事業の拡充

パルプ事業では、パルプ市況の変動に耐え得る事業基盤を強化するた め、主要拠點において戦略的収益対策を継続して実施しています。
 ニュージーランドでは、當社グループのノウハウや操業管理手法等を導 入?活用し、操業の安定化および効率化対策に取り組んでいます。ブラジル では製造設備の最新鋭化等による継続的な収益対策を進めています。  日本ではレーヨン用途向け製品に加えて、醫薬品材料や濾過材用等の 高付加価値品の生産を開始し、事業拡大を進めています。
 また、海外6ヶ國9ヶ所で植林事業を展開し、持続可能な資源の確保を 行っています。


船積みの様子(ブラジル)


海外の主な拠點(パルプ生産拠點)



CENIBRA社工場全景
(ブラジル ミナスジェライス州 ベロ?オリエンテ市)


Pan Pac社工場全景
(ニュージーランド北島)

イノベーションの推進

 植林木の成長は、土地ごとの降水量や土壌等の自然要因、樹種選定や苗木の育成、施業管理等の人的要因まで様々な 要因の影響を受けます。
 王子グループが世界各地で展開する植林事業の植林木は、成熟するまでに數年から二十數年を要しますが、現地の森 林研究者や森林業界団體等と連攜しながら、その土地の「環境?経済?社會に配慮した森林資源研究」に努めています。



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